厚生労働省は、長時間労働が慢性化している情報サービス業に向けて、システムなどの開発プロジェクト実施時の留意点を示した「働き方改革ハンドブック(情報通信業〈情報サービス業編〉)」を作成しました。
長時間労働の要因に、受注時における不明確な仕様や設計・開発時の仕様変更依頼など15項目を挙げ、それぞれ対応策を整理しています。
働き方改革を実効性のある取り組みにするためには、自社の課題を可視化し、継続的に改善していくことが重要です。対象記事でも、チェックシートを活用した現状把握や、長時間労働の是正・休暇取得促進に向けた具体策の実行がポイントとして示されています。
産業医クラウドでは、お役立ち資料のダウンロードや無料相談を通じてこうした改善の進め方を整理できるほか、産業医の視点から労働環境改善や健康管理体制の構築まで一貫してサポートしています。まずは資料請求やお問い合わせから、自社に適した取り組みをご検討ください。
エンジニアの所定外労働時間の平均は?
ハンドブックの中に現在のエンジニアの所定外労働時間に関するアンケートが書かれています。
所定外労働時間を超えるエンジニアの割合は65%超
全国の情報サービス企業に実施した「働き方・休み方の改善に向けたアンケート調査」によると、1 日の所定労働時間の平均は 7 時間 38分、1 週あたりの平均は 38 時間 53 分でした。一方、所定外労働時間は、エンジニアでは平均26.0 時間でした。また、所定外労働時間が月80 時間を超える IT エンジニアが「いる」企業は 65.3%に上り、これら企業では全体的に所定外労働時間が長くなっています。 (ハンドブックより抜粋)
客先常駐しているエンジニアが多いほど労働時間が長い傾向に
客先常駐比率別に所定外労働時間が月 80 時間を超えて働く IT エンジニアが「いる」割合を見ると、客先常駐比率が「70%~ 100%」の企業で 72.5%と、客先常駐する IT エンジニアの比率が高い企業ほど、所定外労働時間が月80 時間を超える割合が高くなっており、客先常駐では特定の IT エンジニアに負担が掛かっていることが分かります。 (ハンドブックより抜粋)
ハンドブックに書かれている内容は?
長時間労働の抑制・年次有給休暇取得促進のための取組事例という内容を基にチェックシートがついています。その中の一部をお伝えします。
- 長時間労働の原因を把握し、改善策を立てている
- ノー残業デーを設けている
- 帰りやすい・休みやすい雰囲気をつくっている
- 時間に区切りを付けている(チャイムを鳴らす、夕礼の実施など)
この他にも計30項目のチェックシートがついています。
他にも労働時間削減にむけての取り組みを行った企業実例が記載されており、ぜひ参考にしたい内容です。もしご興味のある人はぜひ下記のサイトよりご確認ください。
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