産業保健業務支援サービスとは?カオスマップを作成した背景
産業保健業務支援サービスとは、企業が行う産業医選任、健康診断後の措置、ストレスチェック、メンタルヘルス対策、休職・復職支援などを、専門職やシステムによって支援するサービスです。
近年は産業医紹介だけでなく、健康管理システム、EAP、リワークなど選択肢が広がっています。
そこで、人事・労務担当者が各サービスの違いと対応領域を把握し、自社の課題に合った支援を探しやすくするため、「産業保健業務支援サービスカオスマップ」として整理しました。

本カオスマップは、企業の人事・労務担当者が産業保健関連サービスを比較・検討する際の参考情報として、各社が公開しているサービス内容などをもとに独自に分類・整理したものです。掲載企業・サービスの優劣や推奨順位を示すものではありません。また、サービス内容、名称、提供範囲などは変更される場合があります。導入を検討する際は、各サービス提供事業者の公式情報をご確認ください。
※掲載内容の修正・掲載に関するお問い合わせは、当サイトのお問い合わせ窓口までご連絡ください。
カオスマップを使った産業保健サービスの選び方
本カオスマップを活用する際は、最初に自社の産業保健業務を「対応できている」「改善したい」「対応できていない」の3段階で整理してください。
例えば、「産業医未選任」であれば産業医サービス、「健診後フォローができていない」なら健康管理、「高ストレス者対応に課題がある」ならストレスチェックが候補になります。
複数の項目が「改善したい」「対応できていない」に該当する場合は、一つの業務だけでなく複数領域をまとめて支援できるサービスを優先的に比較すると効率的です。
産業保健業務支援サービスを5つの領域に分類
産業保健業務支援サービスは、企業が解決したい課題と提供機能をもとに、「産業医サービス」「健康管理」「ストレスチェック」「メンタルヘルス・EAP」「健康経営支援」の5領域に分類しました。
サービスによっては複数領域に対応しているため、カオスマップを見る際は会社名だけで判断せず、自社が「法令対応を整えたい」「健康情報を管理したい」「メンタル不調を予防したい」など、何を解決したいのかを先に整理することが重要です。
産業医サービス
産業医サービスには、企業に対する産業医の紹介・選任支援を提供しているサービスを掲載しています。産業医の選任が必要な企業や、現在の産業医体制を見直したい企業が主な対象です。比較する際は、紹介可能エリア、オンライン対応、料金だけでなく、職場巡視、衛生委員会、健康診断後の措置、高ストレス者・長時間労働者への面談まで対応できるかを確認しましょう。初めて選任する場合は、契約や選任手続きの支援範囲も重要な比較項目です。
産業医サービス|掲載企業
| サービス・サイト名 | 企業名 |
|---|---|
| 産業医クラウド | 株式会社Avenir |
| リモート産業保健 | 株式会社エス・エム・エス |
| 産業医紹介サービス | 株式会社エムステージ |
| 産業医紹介サービス | 株式会社INTERMIND |
| エリクシア産業医 | 株式会社エリクシア |
| 産業医紹介 | 株式会社iCARE |
| 産業医witd | SOMPOヘルスサポート株式会社 |
| first call | 株式会社Mediplat |
| WORKERS DOCTORS | 株式会社メディカルリソース |
健康管理
健康管理には、健康診断結果やストレスチェック、面談履歴など、従業員の健康情報を管理するシステムを提供しているサービスを掲載しています。紙やExcelによる管理に限界を感じている企業や、複数拠点の健康情報を一元化したい企業に適した領域です。比較時には、健診データの取り込み方法、対象者の自動抽出、面談管理、権限設定、産業医・保健師との情報共有などを確認し、「現在の業務のどこを削減できるか」まで具体的に整理しましょう。
健康管理|掲載企業
| サービス・サイト名 | 企業名 |
|---|---|
| Wemex 健診代行 | ウィーメックス株式会社 |
| Wemex 特定保健指導 | ウィーメックス株式会社 |
| FiNC for BUSINESS | 株式会社FiNC Technologies |
| HM-neo | NTTテクノクロス株式会社 |
| Growbase | ウェルネス・コミュニケーションズ株式会社 |
| mediment | メディフォン株式会社 |
| newbie | 株式会社マイクロウェーブ |
| HealthCare iris | アイテック阪急阪神株式会社 |
| Pep Up for WORK | 株式会社JMDC |
| アドバンテッジヘルスケア | 株式会社アドバンテッジリスクマネジメント |
| HealthCore | 株式会社エムステージ |
| Beatfit for Business | 株式会社アリストル |
| けんさぽ | 株式会社Personal Health Tech |
| メディクラ健康管理 | 株式会社ジャスウィル |
| コンケア | 株式会社コンケア |
| すこやかサポート21 | 株式会社インテージテクノスフィア |
| MIEL | 株式会社エヌアイデイ |
| Be Health | 株式会社エヌ・エイ・シー・ケア |
| ハピネスパートナーズ | エムスリーヘルスデザイン株式会社 |
| けあんず | 株式会社メディカルリソース |
| Well-Gate | ヘルスケアテクノロジーズ株式会社 |
ストレスチェック
ストレスチェックには、企業向けにストレスチェックの実施や運用を支援しているサービスを掲載しています。比較する際は、Web受検の有無や料金だけでなく、実施者の手配、受検案内、結果通知、高ストレス者の抽出、医師面接の調整、集団分析、職場環境改善まで、どこまで対応しているかを確認することが重要です。特に社内の運用負担を減らしたい企業は、「実施する仕組み」だけでなく、実施前後の業務まで一括して支援できるかを確認しましょう。
ストレスチェック|掲載企業
| サービス・サイト名 | 企業名 |
|---|---|
| ストレスチェック | 株式会社Avenir |
| ソシキスイッチ ストレスチェックPRO | 株式会社情報基盤開発 |
| CAPSストレスチェック | CAPS株式会社 |
| ストレスチェック | 株式会社キャムテック |
| Fair-lead | 株式会社フェアワーク |
| STRESCOPE | 株式会社こどもみらい |
| ストレスチェッカー | 株式会社HRデータラボ |
| Co-Labo | 株式会社エムステージ |
| Wemexストレスチェック | ウィーメックス株式会社 |
| ココロモニター | 株式会社エリクシア |
メンタルヘルス・EAP
メンタルヘルス・EAPには、従業員の心理的な悩みや職場ストレスへの対応を目的として、メンタルヘルス支援やEAPをWebサイト上で提供している企業を掲載しています。相談窓口、カウンセリング、管理職研修、復職支援など、提供内容はサービスごとに異なります。導入時は、単に相談窓口を設置するのではなく、「早期相談を増やしたい」「休職を予防したい」など目的を明確にし、相談方法、専門職の体制、利用可能時間、企業への報告範囲を確認しましょう。
メンタルヘルス・EAP|掲載企業
| サービス・サイト名 | 企業名 |
|---|---|
| ティーペック | ティーペック株式会社 |
| オンライン面談 Sanpo保健室 | 株式会社エムステージ |
| 休復職対応 WellcoHR | 株式会社エムステージ |
| Smart相談室 | 株式会社Smart相談室 |
| マイシェルパ | 株式会社マイシェルパ |
| メンタルヘルスケアサービス | NECソリューションイノベータ株式会社 |
| メンタルヘルスさくらさん | 株式会社ティファナ・ドットコム |
| 日本CHRコンサルティング株式会社 | 日本CHRコンサルティング株式会社 |
| メンタルヘルス対策コンサルティング | 株式会社エリクシア |
| 東京メンタルヘルス | 東京メンタルヘルス株式会社 |
健康経営支援
健康経営支援には、従業員の健康保持・増進を経営課題として捉え、健康経営の推進を支援している企業を掲載しています。健康課題の分析、施策の企画、健康経営優良法人の認定取得支援、従業員向け施策の実施、効果測定など、支援範囲は企業によって異なります。比較する際は、「認定取得が目的なのか」「健康課題を改善したいのか」を整理し、現状分析だけで終わらず、施策の実行から効果検証まで継続して支援できるかを確認しましょう。
健康経営支援|掲載企業
| サービス・サイト名 | 企業名 |
|---|---|
| HM-viewer | NTTテクノクロス株式会社 |
| Uwell健康サーベイ | SCSK株式会社 |
| HELPO | ヘルスケアテクノロジーズ株式会社 |
| 健康経営®支援サービス | NTTPCコミュニケーションズ株式会社 |
| パソナ健康経営支援サービス | 株式会社パソナ |
| &well | 三井不動産株式会社 |
| HoPEサーベイ | MBK Wellness 株式会社 |
まとめ|カオスマップから自社に必要な産業保健支援を見つけよう
産業保健業務支援サービスは、産業医、産業保健師、健康管理、ストレスチェック、メンタルヘルス、復職支援など、それぞれ役割が異なります。
まず自社の産業保健業務を棚卸しし、「何ができていて、何が不足しているのか」を明確にしたうえでカオスマップを活用することが重要です。
特に複数領域に課題がある場合は、個別サービスだけでなく、産業医を中心として産業保健業務全体を支援できるサービスも比較しましょう。
産業医の選任や体制整備にお悩みの場合は、産業医クラウドへお気軽にご相談ください。
産業医紹介サービスを検討している企業様必見!