産業医選任にかかる費用相場|月額料金・追加費用・年間予算を解説

産業医を選任する際、「月額でいくらかかるのか」「面談や職場巡視は基本料金に含まれるのか」と疑問を持つ人事担当者も多いのではないでしょうか。

産業医の費用は、嘱託・専属といった選任形態のほか、従業員数、訪問頻度、面談件数、対応地域によって大きく異なります。月額料金が安くても、交通費や追加面談料によって年間総額が高くなる場合もあります。

本記事では、産業医選任の費用相場、料金の内訳、見積書の確認ポイント、費用を適正化する方法を分かりやすく解説します。

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目次

嘱託産業医の費用は月額4万~10万円が一つの目安

産業医選任サービスを利用した企業への調査では、嘱託産業医の月額費用は4万~5万円が最も多く、次いで6万~10万円となっています。公開料金には月額3万円台から利用できるサービスもありますが、訪問頻度や対応時間によって条件が異なります。

産業医費用を比較する際は、月額料金だけでなく、職場巡視、衛生委員会、従業員面談、交通費などを含めた年間総額を確認することが重要です。

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公開料金から見る産業医選任の費用相場

産業医の報酬には、全国一律の公定価格がありません。

企業と医師の契約条件や、紹介サービスの料金体系によって費用が決まります。

2026年7月時点の公開情報では、産業医紹介サービスは月額3万円台から6万円程度のプランを用意しています。

一方、医師会の報酬目安では、従業員数に応じて段階的に設定されていることがあります。

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嘱託産業医と専属産業医では費用体系が異なる

産業医の選任形態は、定期的に事業場を訪問する嘱託産業医と、特定の事業場に所属して継続的に勤務する専属産業医に分けられます。

常時50~999人の一般的な事業場では嘱託産業医を選任できますが、常時1,000人以上の事業場や、一定の有害業務に500人以上を従事させる事業場では専属産業医が必要です。選任形態によって年間予算は大きく変わります。

嘱託産業医は月額制が一般的

嘱託産業医では、毎月または隔月の訪問時間を定め、月額料金を支払う契約が一般的です。月1回60分、月1回120分など、契約した時間内で職場巡視、衛生委員会、面談などを実施します。

低価格のプランでも、訪問時間が短ければ、面談や意見書の作成が追加料金になる可能性があります。金額だけでなく、月額料金内で何をどこまで依頼できるかを確認しましょう。

専属産業医は勤務日数に応じた人件費が必要

専属産業医の費用は、週の勤務日数、担当する事業場数、統括責任の有無などによって決まります。掲載サイトの公開例では、週1日勤務で年300万~400万円、週3~4日勤務で年1,000万~1,500万円程度が目安とされています。

直接雇用する場合は、給与だけでなく、社会保険料の会社負担分、通勤費、福利厚生費、健康管理室の運営費なども含めて予算化する必要があります。

3,001人以上の事業場では複数の産業医が必要

常時3,001人以上の労働者を使用する事業場では、2人以上の産業医を選任する必要があります。そのため、1人分の人件費だけでなく、産業医同士の役割分担や健康管理室の人員体制も考慮しなければなりません。

専属産業医に加えて、保健師、看護師、事務スタッフなどを配置する場合は、産業保健部門全体の年間費用として試算しましょう。

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産業医の月額料金に含まれる主な業務

月額料金に含まれる業務は契約先によって異なります。

一般的には、職場巡視、衛生委員会への助言、健康診断後の意見聴取、人事担当者との打ち合わせなどが基本業務として設定されます。

一方、長時間労働者や高ストレス者への面接指導、休職・復職面談、ストレスチェックの実施者業務は別料金となる場合があります。契約前に業務一覧を作成し、料金内・料金外を確認しましょう。

職場巡視

職場巡視では、産業医が作業環境、作業方法、休憩場所、衛生状態などを確認します。オフィスだけでなく、工場、倉庫、店舗などを巡視する場合は、移動や確認に時間がかかります。

月額料金に含まれる訪問時間が60分の場合、巡視だけで大半の時間を使用する可能性があります。複数フロアや広い工場では、巡視時間と衛生委員会の時間を分けて見積もりましょう。

衛生委員会への助言

産業医は、衛生委員会で健康診断、長時間労働、メンタルヘルス、職場環境などについて医学的な助言を行います。

委員会への出席が月額料金に含まれる場合でも、議題の確認、資料作成、議事録へのコメントが別対応になることがあります。対面出席とオンライン出席で料金が異なるか、委員会前後の打ち合わせも契約時間に含まれるかを確認してください。

健康診断後の意見聴取

健康診断で異常所見がある従業員については、医師から就業上の措置に関する意見を聴く必要があります。産業医は健診結果と業務内容を確認し、通常勤務、就業制限、受診勧奨などの意見を示します。

確認する人数が多い企業では、通常の訪問時間内に処理できない可能性があります。年間の有所見者数を基に、月額内の対応人数と超過料金を確認しましょう。

人事担当者との産業保健相談

産業医との定例打ち合わせでは、面談対象者、長時間労働者、休職者、健診後の対応などを確認します。

月額契約に相談時間が含まれていれば、人事担当者が案件ごとに医師を探す必要がありません。

ただし、定例日以外の電話やメール相談が別料金となる場合があります。緊急時の連絡方法と、相談できる回数・時間を契約前に確認しましょう。

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月額料金とは別に発生しやすい費用

産業医選任に必要な年間予算を算出する際は、基本の月額料金だけでなく、初期費用、追加面談、交通費、ストレスチェックなども確認します。

月額料金が安くても、面談や意見書のたびに追加料金が発生すれば、年間総額が高くなる可能性があります。固定費と変動費を分け、過去1年間の面談件数を当てはめて試算しましょう。

初期費用・紹介手数料

産業医紹介サービスには、初期費用や選任手数料を無料としているところがあります。一方、医師を紹介した時点や契約成立時に、一時金が発生するサービスもあります。

初期費用には、候補者探し、資格確認、契約支援、選任報告のサポートなどが含まれる場合があります。金額だけでなく、初期費用によってどの業務を代行してもらえるのかを確認しましょう。

追加面談・臨時訪問

定例訪問日以外に、高ストレス者面談や復職面談を依頼すると、1件または1時間単位で追加費用が発生する場合があります。

面接指導などによる臨時出務での加算も発生する場合があるため、面談が多い企業は、月額内に含まれる件数や、オンライン面談の追加単価を確認しましょう。

ストレスチェック関連費用

ストレスチェックのシステム利用料、質問票の配布、結果通知、集団分析、実施者業務などは、産業医の基本報酬とは別に設定されることがあります。

ストレスチェックの実施者業務は従業員1人当たりの値段、高ストレス者への面接指導はの値段など、実施から面談までの総額を確認してください。

意見書・情報提供書の作成費用

面談後の就業上の意見書は基本料金に含まれていても、主治医への情報提供書や、治療と仕事の両立支援に関する文書は別料金となる場合があります。

文書作成料を1件単位で請求する契約と、訪問時間内で対応する契約があります。休職・復職案件が多い企業は、どの文書が基本料金に含まれるかを具体的に確認しましょう。

交通費・出張費

産業医が事業場を訪問する際の交通費は、月額料金に含まれる場合と、実費で別途請求される場合があります。駅から離れた工場や地方拠点では、タクシー代、移動手当、宿泊費が加算される可能性もあります。

複数の候補者を比較するときは、月額料金に12を掛けるだけでなく、年間の交通費を加えた総額で比較してください。

研修・健康講話

管理職向けメンタルヘルス研修、ハラスメント研修、生活習慣病予防の健康講話などは、通常の産業医業務とは別料金になる場合があります。

料金には講演時間だけでなく、資料作成、事前打ち合わせ、アンケート作成、録画配信などが含まれることがあります。年間計画へ研修を組み込む場合は、テーマと回数を伝えて見積もりを取得しましょう。

産業保健師・健康管理システムの費用

従業員への継続的な保健指導や、面談後のフォローを強化する場合は、産業保健師の費用が追加されます。健診結果や面談記録を管理するシステムにも、初期費用や月額利用料が必要な場合があります。

産業医だけで対応する場合と、保健師・システムを組み合わせる場合について、人事担当者の作業時間を含めた総費用を比較しましょう。

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産業医費用を左右する7つの条件

産業医の見積金額は、従業員数だけで決まるものではありません。訪問頻度、面談件数、事業場の所在地、業種、必要な専門性などによって、産業医に求められる稼働時間が変わります。

複数社へ見積もりを依頼する際は、同じ前提条件を提示することが重要です。条件が異なる見積書を比較しても、どのサービスが適正価格なのか判断できません。

1.従業員数

従業員数が増えるほど、健康診断結果の確認、面談、職場巡視などの業務量が増える傾向があります。医師会の報酬目安でも、従業員規模に応じて月額報酬が段階的に設定されています。

ただし、同じ300人規模でも、休職者が少ない企業と、毎月複数の面談が発生する企業では必要な時間が異なります。人数とあわせて面談・休職実績も伝えましょう。

2.訪問頻度と対応時間

隔月60分、毎月60分、毎月120分など、産業医の訪問頻度と対応時間によって月額料金は変わります。

職場巡視、衛生委員会、面談をすべて60分で行うのは難しい場合があります。毎月どの業務が発生するかを整理し、必要時間を見積もりましょう。料金を抑えるためだけに時間を短くすると、法定業務や面談が滞る可能性があります。

3.面談件数

高ストレス者、長時間労働者、健診有所見者、休職・復職者などの面談件数が多い企業では、追加の稼働時間が必要です。

過去1年間の面談件数を集計し、月額料金内で何件まで対応できるかを確認しましょう。毎月一定数の面談がある企業は、面談込みの定額プランが適する場合があります。

4.事業場数と所在地

複数事業場で産業医を選任する場合は、拠点ごとの月額料金や交通費が必要になります。都市部に比べて候補者が少ない地域では、移動費や出張費が高くなる可能性があります。

全国に事業場がある企業は、地域ごとに個別契約する方法と、全国対応の紹介サービスへ一括して依頼する方法を比較しましょう。

5.業種と職場環境

製造業、建設業、物流業などでは、化学物質、騒音、粉じん、夜勤、運転業務など、業種特有の健康リスクがあります。

オフィス中心の事業場と比べ、巡視に必要な時間や、産業医に求められる知識が増える可能性があります。有害業務への対応実績がある産業医を希望する場合は、一般的な料金より高くなることも想定しましょう。

6.メンタルヘルス・休復職対応の量

メンタルヘルス不調による休職者が多い企業では、面談だけでなく、主治医との情報連携、就業上の意見書、復職後の再面談などが必要です。

精神科領域の経験を持つ産業医を指定する場合や、面談後のフォローを充実させる場合は、料金へ反映されることがあります。診療科名だけでなく、産業保健での対応実績を確認してください。

7.産業医以外の運用支援

紹介会社へ、面談の日程調整、衛生委員会資料、健康管理台帳、選任手続きなども依頼する場合は、医師報酬以外のサービス費用が含まれます。

一見すると月額料金が高くても、人事担当者が行っていた事務作業を削減できれば、社内工数を含む総コストは下がる可能性があります。医師の稼働と事務支援を分けて比較しましょう。

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産業医の年間費用を試算する方法

産業医費用を予算化する際は、「月額料金×12か月」だけでなく、交通費や追加面談などの変動費を加えます。

例えば、月額4万5,000円、毎月訪問、交通費月3,000円、追加面談が年間5件・1件1万5,000円という条件では、年間費用は65万1,000円です。実際の契約では、消費税や追加文書の費用も含めて試算してください。

費用項目試算例
月額基本料金4万5,000円×12か月=54万円
交通費3,000円×12回=3万6,000円
追加面談1万5,000円×5件=7万5,000円
年間合計65万1,000円

※上記は計算方法を示すためのモデルケースであり、特定サービスの見積金額ではありません。

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産業医の見積書で確認する8つの項目

複数の産業医や紹介サービスを比較するときは、同じ業務条件を提示し、年間総額へ換算します。月額表示が税込か税別か、交通費が含まれるかによっても実際の負担額は変わります。

見積書の項目名だけで判断せず、具体的にどの業務を何時間・何件まで依頼できるかを確認しましょう。

  • 初期費用・選任手数料
  • 月額料金に含まれる訪問回数と時間
  • 職場巡視・衛生委員会への対応
  • 月額内に含まれる面談件数
  • 追加面談・意見書の単価
  • 交通費・出張費・キャンセル料
  • 契約更新・産業医交代時の費用
  • 日程調整や書類作成などの事務支援

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産業医費用を適正化する方法

産業医費用を抑える際は、法定業務や必要な面談を削るのではなく、業務の進め方や役割分担を見直すことが重要です。

現在の面談件数や訪問時間を把握し、利用していないサービスがないかを確認しましょう。安さだけを優先して、産業医が職場を把握できない契約を選ぶと、健康管理体制が形骸化する可能性があります。

必要な業務を整理してから見積もりを取る

依頼業務が曖昧なまま見積もりを取ると、不要なサービスを含むプランや、必要な面談が別料金となるプランを選びやすくなります。

職場巡視、衛生委員会、健康診断後の意見聴取、各種面談、休復職支援を一覧化し、毎月必要な業務と、発生時だけ依頼する業務へ分けましょう。

対面とオンラインを使い分ける

職場巡視など現地確認が必要な業務は対面で行い、従業員面談や人事担当者との打ち合わせをオンラインで実施すると、移動時間や交通費を抑えられる場合があります。

ただし、産業医業務のすべてをオンラインだけで完結できるわけではありません。職場の状況を把握する機会を確保しながら、業務ごとに適切な方法を選びましょう。

産業医と保健師の役割を分ける

医学的な判断が必要な業務は産業医が担当し、保健指導、面談後のフォロー、健康情報の整理などを産業保健師が担う方法があります。

すべての業務を産業医へ依頼するより、専門職間で役割を分けたほうが、継続的な支援と費用の適正化を両立できる場合があります。従業員数や相談件数に応じて体制を設計しましょう。

複数拠点を一括して管理する

拠点ごとに異なる医師や紹介会社と契約すると、請求方法、訪問管理、契約更新などの事務負担が増えます。

全国対応のサービスを利用し、産業医の選任、訪問実績、請求、交代対応を一元化すれば、人事担当者の工数を削減できる可能性があります。料金だけでなく、多拠点管理の支援内容も確認しましょう。

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契約先によって消費税や支払処理が異なる

産業医費用の経理処理は、個人の医師と直接契約する場合と、医療法人や紹介サービスへ委託料を支払う場合で異なることがあります。

国税庁は、開業医個人が事業者から受け取る産業医報酬は、原則として給与収入となり、消費税は不課税としています。一方、医療法人が受け取る産業医派遣の委託料は、消費税の課税対象です。契約前に支払先を確認し、具体的な処理は税理士等へ相談しましょう。

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費用と業務内容を比較するなら産業医クラウドへご相談ください

産業医の料金は、従業員数、訪問頻度、面談件数、所在地などによって変わります。月額料金だけを比較すると、契約後に追加面談や交通費が発生し、想定より年間費用が高くなる場合があります。

産業医クラウドでは、初期費用無料、月額3.3万円(税込)から、企業の規模や課題に応じた産業保健体制を提案しています。産業医の選任に加え、従業員面談、職場巡視、衛生委員会、産業保健師、ストレスチェックなどの支援も相談できます。

自社に必要な業務と年間費用を確認したい企業は、産業医クラウドお問い合わせフォームからご相談ください。料金プランや他社サービスとの違いを比較したい場合は、資料請求もご活用いただけます。

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産業医選任の費用に関するよくある質問

産業医費用では、月額料金に面談が含まれるのか、紹介手数料が必要なのか、交通費は誰が負担するのかなど、契約前に確認すべき項目が多くあります。

基本料金だけでなく、追加費用と社内の事務負担を含めて比較することが重要です。ここでは、人事担当者や経営者から寄せられやすい疑問を解説します。

嘱託産業医の月額相場はいくらですか?

産業医選任サービスを利用した企業への調査では、月額4万~5万円が最も多く、次いで6万~10万円となっています。

ただし、訪問が隔月か毎月か、対応時間の長さによっても条件が異なります。月額金額だけでなく、訪問回数と業務範囲を確認してください。

産業医の紹介料は必ず必要ですか?

産業医の紹介料が必ず発生するわけではありません。初期費用や選任手数料を無料とし、毎月の利用料金だけで契約できるサービスもあります。

一方、医師を紹介した時点で一時金を支払うサービスや、専属産業医の採用時に想定年収の一定割合を成功報酬として支払うサービスもあります。契約方式を確認しましょう。

従業員面談は月額料金に含まれますか?

月額料金に一定件数まで含まれる契約と、面談ごとに料金が加算される契約があります。高ストレス者面談、長時間労働者面談、休復職面談で単価が異なる場合もあります。

月額内の件数、1件当たりの時間、意見書作成の費用、定例日以外の面談料金を確認してください。面談が多い企業では、定額プランが適することがあります。

スポット契約のほうが安くなりますか?

面談がほとんど発生しない場合は、スポット契約が安く見えることがあります。しかし、常時50人以上の事業場では、必要時だけ医師へ面談を依頼する契約だけでは、産業医の選任義務を満たせません。

法定産業医を正式に選任し、職場巡視や健康診断後の意見聴取などを継続して実施できる契約が必要です。

産業医の交通費は月額料金に含まれますか?

交通費の取扱いは契約によって異なります。月額料金に含まれるサービスもあれば、訪問ごとに公共交通機関の実費や出張費を請求する契約もあります。

地方の工場などでは、タクシー代や宿泊費が発生する場合があります。見積もりでは、年間の訪問回数を基に交通費を計算し、総額へ加えましょう。

産業医費用は従業員に負担させられますか?

産業医の選任と法定業務は、事業者が労働安全衛生体制を整えるために行うものです。そのため、産業医報酬や職場巡視、法定面談などに必要な費用は、企業側が負担することが基本です。

従業員が個人的に医療機関を受診する費用とは取扱いが異なります。産業医面談と保険診療を混同しないようにしましょう。

50人未満でも産業医を依頼できますか?

常時50人未満の事業場には、法定の産業医選任義務はありませんが、自主的に産業医や医師へ健康管理業務を依頼できます。

従業員数が増加している企業は、50人に達する前から契約すると、選任義務の発生に備えられます。休職・復職対応やメンタルヘルス相談が増えている場合も、人数にかかわらず導入を検討できます。

個人の医師と直接契約したほうが安くなりますか?

個人医師との直接契約では、紹介サービスの利用料を抑えられる可能性があります。一方、候補者探し、資格確認、契約書作成、日程調整、交代時の後任探しなどを企業側で行う必要があります。

医師へ支払う金額だけでなく、人事担当者の作業時間や、税務・給与処理を含めた総コストで比較しましょう。

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まとめ|産業医費用は年間総額と業務範囲で比較する

嘱託産業医の費用は、月額料金だけでなく、追加面談、交通費、ストレスチェック、文書作成、研修などを含めた年間総額を確認しましょう。訪問時間や面談件数が異なるプランを、価格だけで比較することはできません。

自社に必要な産業医業務と適正な費用を整理したい場合は、産業医クラウドお問い合わせフォームまたは資料請求をご利用ください。

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株式会社Avenir株式会社メンタルヘルステクノロジーズ(東証グロース9218)の100%子会社です。
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監修:刀禰真之介(株式会社メンタルヘルステクノロジーズ代表取締役社長、株式会社Avenir代表取締役社長)