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産業医の需要が非常にタイトな静岡県

静岡県の認定産業医数は2084人、50人以上の従業員を雇用する事業所数は5429件です(2014年日本医師会公表の認定産業医数にて)。産業医1人あたりで4.34件の事業所で業務を行う計算になります。この数字は茨城県に次ぎ、全国で2番目に高く、静岡県で産業医の需要が非常にタイトであることがわかります。

静岡県は製造業がとてもさかんな地域です。さまざまな分野の製造業種企業があり、その多くは多角経営も行っています。活発な産業活動を背景に、静岡県では今後も産業医の需要は大きくなると考えられます。

企業でメンタルヘルス対応のできる産業医が求められる理由

近年厚生労働省では、従業員のメンタルヘルス対策を適切に行うことを企業に対して求めています。こうした対策が推進されるようになったのは、全国的にうつ病などの精神疾患に悩む労働者が増えてきたためです。ほかの地方と同じく静岡県では、1人あたりの労働時間は増える傾向にあります。こうした条件下で働くかぎり、ストレスによる労働者の精神疾患リスクは小さくなることはないでしょう。

厚生労働省の指導によって、メンタル対応を行う企業は増加傾向にあります。平成29年には、全体の約8割の企業がこうした対応に取り組む見込みです。企業内で働く産業医にとって、メンタルヘルス面で適切なチェックと指導ができることは不可欠な資質となりつつあります。精神衛生管理に実績のある産業医の需要は、これからも大きくなっていくでしょう。

精神科医でなければメンタルヘルス対策はできないのか

社員のメンタル疾患予防を課題にしているとしても、精神科医を産業医として選任する必要はありません。企業内で社員の精神衛生管理を行ううえで、精神科の専門知識はかならずしも必須ではないからです。産業医に求められるのは、メンタルヘルスに関する広い知識と、労働者の言動に対する正確な観察眼、そして適切な助言を与える能力です。メンタルヘルスについての勉強を日々怠らずさまざまな経験を積んできた産業医であれば、たとえ内科医であっても、企業内で十分な指導と対策を行うことが期待できます。

産業医には、管理者、衛生委員会、さらに提携医療機関などと緊密なコミュニケーションをとる能力も求められます。精神疾患の内容によっては、専門医を紹介するなどの対策を取ることも必要になるからです。たとえ精神科医であっても、こうした連携が苦手な人は産業医としては適当とはいえません。メンタル疾患についての幅広い知見とともに、こうした能力をもつ経験豊かな産業医を産業医クラウドではご紹介できます。現在の産業医の対応に満足できない場合は、弊社へ一度ご相談ください。

メンタル疾患に対する産業医の取り組み

精神疾患の予防と症状の発見が、産業医にとってのおもな業務です。治療について産業医が深く関わることはありません。すでに病気の兆候がみえている場合は、提携する専門医や適切な医療機関を産業医から社員に紹介することになります。症状が軽微なうちに、社員のメンタル疾患を見つけて治癒させるきっかけを作るのが産業医の役目だといえるでしょう。

産業医にとって、メンタル検査とそれに続く面談は非常に重要な仕事です。休みの多い社員、長時間労働を行っている社員などは、こうした機会によく観察する必要があります。こうした社員は、日ごろから高ストレスにさらされていて、メンタル疾患のリスクにさらされている可能性が高いからです。疾患の兆候があったとしても、面談後に適切なアドバイスを行うことで症状が速やかに治癒することもできます。職場に原因のあるときは、産業医から管理者に相談して改善を促すこともできるでしょう。職場と社員のヘルスマネジメントを行ううえで、産業医はとても大きな役割を果たす存在だといえます。

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