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産業医の探し方-良い産業医ってどうやって探せばいい?

2017.06.27産業医

これから産業医を探す方も今の産業医を見直したい方にもぜひ知っていただきたいのが産業医の探し方です。
弊社にお問い合わせのある企業の4社に1社が初めて産業医を選任される方です。はじめて産業医を選任される方でも失敗しないようにぜひご一読ください。

産業医を選任するために必要な準備は?

産業医見極めポイント
前準備として企業の課題がどこにあるのか、産業医にどういった役割を担ってほしいのかを考える。
例えば、

・社員数が50名を超え行政制度により、産業医の選任が必要だから
・休職者が増えてしまったので対策をたてたい
・有害作業で健康不調を訴える社員がいる
・女性が多い企業なので女性が話しやすい産業医がよい
・産業医の職務がよくわからないからベテランがいい
・労務衛生の選任コンサルタントを探したい
・営業所にも足を延ばしてくれる産業医がいい

産業医にも専門分野や産業医の職務の中でも経験したことがある業務、未経験の業務があります。また産業医にも資格の違いがあり、産業医としても質も千差万別です。産業医の資格にプラスして、労働衛生指導医や労働衛生コンサルタントの所有する産業医もいます。企業の課題がずれていると産業医を選任してもミスマッチが故に会社の組織改善につながらないといったケースも多々あります。

結局、労働衛生コンサルタントがいいの?

労働安全コンサルタント及び労働衛生コンサルタントは、厚生労働大臣の指定登録機関での登録を受け、事業場における労働安全又は労働衛生の水準の向上を図るため、事業者からの依頼により事業場の診断や、これに基づく指導を業として行う専門家として、労働安全・労働衛生に関する高い専門知識はもちろん、豊富な経験に裏付けられた高い指導力、安全衛生に対する強い熱意のある産業医が多くなっています。ただ、労働衛生コンサルタントは地域によっては数も少なく、金額も高くなるケースもあります(弊社では労働衛生コンサルタント資格をもつ産業医でも一律料金です)。労働衛生コンサルタント資格を持つ産業医を探し続けるということは現実的ではありません。

ではどういった産業医を見つけるとよいのでしょうか。

▼産業医としての業務を理解している

当たり前のことだと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、産業医と名乗る医師の中には「産業医の業務」に何があるのかを理解できていない医師も一定数います。産業医の業務には大きく下記が必要となります。
1.衛生委員会への参加
2.健康診断対応
3.ストレスチェック対応
4.過重労働者の面談
5.希望者の面談対応
6.休職者対応
7.職場巡視

上記の業務は企業の業種によってチェックポイントが異なるため、製造業は経験があるけれど、IT業では経験がないなどといった産業医も中にはいます。オフィスの職場巡視って何をすればいいのかわからないという医師も多数おり、産業医の機能を果たしていないという現実があります。

もちろんすべての産業医がベテランではなく、どの産業医にも初めての業務経験はあるので、経験があるベテランでなければ上記が的確にできないというわけではありません。産業医として研鑽を積んでいる産業医は未経験であっても経験者より細かく、的確なアドバイスができる場合も多々あります。産業医として日々絶え間ない努力をしているのかどうかがポイントです。

また、弊社によくあるお問い合わせのひとつとして「精神科医」がいますかというお問い合わせがありますが、精神科医=企業のメンタルヘルス対応ができるというわけではありません。内科医でも眼科医でも耳鼻科医でも産業医としてのスキルを兼ね備えてれば、一般の精神科より企業のメンタルヘルスに詳しく、また産業医から臨床医への連携もスムーズになるため産業医=精神科医がいいという判断は正しいとは言えません。逆に内科医の方がメンタルヘルス以外の生活習慣病といった知見に詳しいケースもあるため、総合的に産業医を見た場合内科医の方が企業のニーズに即している場合も多々あります。

企業の課題に対して意見やアドバイスが述べられる

上記の「産業医の業務内容を理解している」という最低条件をクリアできても「アドバイス」ができる産業医はあまり多くはありません。職場の問題提起だけをしても解決策を提案できない産業医では産業医として機能しているとは言い難く、人事担当者も次の一手を自分一人で考えなければなりません。そうなると問題ばかりが洗い出され、解決できないということになります。

産業医が組織に寄りそえるのか、企業の目線で提案ができるのかという部分は単純に病気を見るという目線以外の産業医マインドを持ち合わせる必要がありそれは医師の性格に依存するケースが多いことが事実としてあります。

産業医選びで失敗するケース

産業医選びで失敗するケースには以下が挙げられます。

業者が条件面だけをみてオートで産業医を紹介している

企業からのオーダーを「金額」「交通費」「性別」などだけでマッチングを行い、企業と面接をさせるケースです。業者も書類のやりとりだけで実際に産業医にあったことも会話をしたこともなく、「場所が近いから面接に行ってください」などというやりとりで営業代行の会社の人間を同席させて面接を行わせます。

人事担当者もなんとなく人当たりがよいからという理由だけで決めてしまい後悔してしまうケースがあります。産業医のスキルとして大切なコミュニケーション力は当然ながら先述した「業務理解」「提案力」があるかどうかを見極めなければなりません。

産業医の専門を指定してしまう

メンタルヘルス対策をしたい場合、精神科医がよいという企業がかなりの割合でいます。その為「精神科医」であればいいという条件だけで見てしまい、産業医として職務を果たせるのかどうかという視点が抜けたまま選任してしまうのです。精神科医がよい産業医というわけではない、また精神科医になると費用が上がってしまうというケースもあり精神科医を希望しますという希望だけをもって面接すると失敗になる場合があります。

産業医のスキルは医師の専門によらないと弊社では考えており、実際弊社の産業医は医師としての専門がいずれの場合でも産業医としてメンタルヘルス対応が可能です。

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