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産業医の見積もりはどのくらい?良い産業医の選び方も紹介

2021.04.12産業医

良い産業医を選任するかどうかが、企業の未来にかかっているかもしれません。

「そんな大げさな」「産業医に大差はないのでは?」と思う方もいるでしょう。

けれども産業医も人間です。

「運命の出会い」という言葉があるように、良い産業医と出会うことも企業、従業員にとって運命かもしれません。

そして運命という文字は「命を運ぶ」と書きますが、良い産業医は責任感を持ち、大切な命を運ぶために最大限の努力をするでしょう。

そして良い産業医を選任する前には、大体の見積もり額を把握しておくことも大切です。

今回は、良い産業医を設置するための選任方法や見積もりについて触れていきます。

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そもそも良い産業医とは?

まず初めに良い産業医とは、どういった産業医のことを指すのでしょうか。

そもそも何を基準として、良いかどうか判断するのでしょうか。

産業医の資格を持っている

まず産業医を探す時に大きなポイントになることは、

産業医の資格を持っていること

になります。

産業医とは、事業所において従業員たちの健康管理をする医師のことを指します。

けれども医師の資格を有する者の全員が、産業医の資格を持っているわけではありません。

では産業医の資格を持っている医師とは、どういった医師になるのでしょうか。

それは、以下のいずれかに該当している医師になります。

(1)厚生労働大臣が定める産業医研修を修了した医師

(2)労働衛生コンサルタント試験の合格した医師(試験区分は保健衛生であること)

(3)産業医養成課程を設置している大学で、厚生労働大臣がしているするものの当該過程を修めて卒業し、大学の実習を履修した医師

(4)大学で労働衛生を担当する教授か准教授、常勤講師をしているか、経験したことのある医師

このいずれかに該当している医師が、産業医として認定されています。

産業医を選任する場合は、このいずれかに該当する医師を選ぶことが大切です。

社員との面談頻度が多い

産業医の大切な役割の1つが、社員との面談です。

とくに長時間従業員や過重従業員、また高ストレス者は産業医と面談する必要が発生します。

また健康診断で面談が必要と判断された従業員も、産業医と面談することが大切です。

そしてこの社員との面談頻度が多い産業医こそが、「良い産業医」といえるでしょう。

ではそれは、どうしてでしょうか。

社員の変化に気が付く

産業医は社員と面談頻度が多ければそれだけ、社員の変化に気が付きます。

その上で適切な指導やアドバイスをすることが可能になってくるでしょう。

面談頻度が多ければそれだけ、社員のことも色々分かってくるかもしれません。

それだけ直接面談するということは、産業医の大切な役割になってきます。

定期的に指導ができる

また面談頻度が多ければそれだけ、定期的に指導することができます。

同時に面談頻度が多ければその分、従業員の状況や性格なども把握できるでしょう。

従業員のことを知ればその分、指導もしやすくなるといえます。

事業所側の指導もできる

また社員たちと頻繁に面談をすることで、事業所側に適切な指導も可能になってくるでしょう。

より良い事業所づくりを実現するためにも、面談頻度が多い産業医を選任することが大切です。

そしてもちろん、ただ面談するだけではなく、ちゃんと社員に寄り添った対応ができる産業医を選ぶことが重要です。

適切な報酬額であること

また産業医を選任する際に重要なポイントは、報酬額を把握しておくことです。

専属産業医

専属産業医の場合は、だいたい年間1,500~2,000万円が相場といわれています。

おおよその年間報酬額については、以下のような計算方法となります。

・年間報酬額=(300~400万円)×(1週間の勤務日数)

嘱託産業医

嘱託産業医になると事業所の従業員数により報酬額は変動します。

50~100名:6万円

101~200名:7万円

(以降、人数に応じて1万円ずつアップする)

801~900名:14万円

901~999名:15万円

こうして見ると、だいたい5~15万が相場になってくるでしょう。

依頼をする際に、報酬額について法外な価格を出してくる産業医は、少なくとも良心的な産業医とはいえないでしょう。

良い産業医とは、適切な報酬額で依頼を受ける産業医のことです。

休職者への対応が丁寧である

休職者と面談も産業医の大切な仕事になります。

そして

休職者への対応がいかに丁寧であるかどうか

が、良い産業医かどうか判断できる条件になってくるかもしれません。

寄り添った対応ができる

休職していることを何よりも心苦しく思っているのは、休職者本人です。

特にメンタルの問題により休職している社員は、自分を責め続けているかもしれません。

また気持ちが沈んで、何事もやる気が起きない状態かもしれません。

そんな休職者に対して、寄り添った対応ができる産業医の存在は大切です。

寄り添った対応をすることで休職者は安心できるかもしれません。

そして同時に、色々相談することも可能になるかもしれません。

適切な復職指導

また休職者は、基本的に職場復帰を望んでいます。

そのため復職を望んだら、適切な指導をする必要があります。

まだ本調子ではないのに復職の判断をしてしまうと、従業員は再度体調を崩してしまうかもしれません。

それにより再度休職かもしくは退職してしまうケースも発生するかもしれません。

そして最悪の場合、命に影響を及ぼしてしまうケースもあるかもしれません。

そういった事態を防ぐためにも産業医は、休職者が復職を望んだら適切な指導をする必要があります。

本当に復職が可能かどうか、しっかり見極めることが従業員の命を預かる産業医として重大な役割になってくるでしょう。

産業医を設置するためには?

ここまで、良い産業医について触れていきました。

では産業医を設置するための方法には、どういったものがあるのでしょうか。

地域の医師に依頼する

産業医を設置するための方法として、まず単純に地域の医師に依頼をするという方法があります。

かかりつけの医師が産業医の資格を有している、社内に産業医と繋がりのある人材がいるなど心当たりがあれば、依頼してみても良いでしょう。

嘱託産業医のみ有効

ただし地域の医師に依頼をする場合は、嘱託産業医として依頼をすることになります。

もし事業所の人数が999人以上の場合は、企業専属の専属産業医を選任する必要があります。

そのため専属産業医を設置する必要がある会社の場合は、この方法で選任することは不可能なので注意が必要です。

日本医師会からの紹介

日本医師会は、47都道府県医師会の会員により構成されている専門団体です。

そのため、産業医を日本医師会に紹介してもらおうと思いつく方も多いかもしれません。

地域の医師会が対応

けれどもここで注意が必要な点があります。

実は日本医師会では、産業医の紹介はしていません。

産業医を探す場合は日本医師会ではなく、事業所が所在する都道府県の医師会か、群市区医師会に相談する必要があります。

医師会に産業医を紹介してもらう方法を選ぶ場合は、地域の医師会に相談をしましょう。

なお、各都道府県の医師会所在地などにつきましては、日本医師会のサイトをご参照ください。

参照:www.med.or.jp/link/search.html

産業医紹介サービスを利用する

産業医を探す際により効率的な方法が、産業医紹介サービスを利用する方法になります。

この方法が、良い産業医を設置するに当たって一番良い方法になるでしょう。

産業医紹介サービスを利用すれば産業医を探すことを代行してくれるため、安心できます。

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産業医の見積もりから選任までを一任

産業医紹介サービスに依頼をすれば、産業医の見積もりから責任まで一任できます。

産業医紹介サービスで適正見積もり!

産業医を探す時に気になるポイントの1つが、かかってくる金額と思います。

特に産業医に依頼をするだけで、結構な金額になるイメージをお持ちの方も多いでしょう。

ここで産業医紹介サービスに依頼をするとなると、価格も上乗せされそう、というネガティヴな印象をお持ちの方もいるかもしれません。

では産業医紹介サービスに依頼をすると、どれぐらいの金額がプラスアルファされるのでしょうか。

産業医紹介サービスに依頼をした場合、医師に支払う金額に加えておよそ30%程度の支払いが発生します。

そのため1年間に支払う金額の計算方法は大体以下のようになります。

なお、医師に支払う金額は事業所の従業員数により変動してきます。

・年間の支払額=(医師に支払う金額)×12か月(1年間分)×30%

産業医紹介サービスに依頼をする場合は、事前に見積もりを依頼しましょう。

また紹介サービス会社によってはサイトにおおよその料金が明確にされていることもあります。

そのため、事前に会社のサイトのチェックをすることも大切かもしれません。

産業医紹介サービスのメリット

では産業医紹介サービスを利用するメリットとは、主にどういったものになるのでしょうか。

少し見ていきましょう。

産業医を探す手間が省ける

産業医を探す際にまず大変なことが、シンプルに産業医を探すことです。

なかなか理想的な産業医が見つからない可能性もあります。

そして産業医は、設置する必要が生じたら14日以内に選任する必要があります。

そのため事業所の従業員数が増えて産業医を選任する必要があれば、速やかに設置する必要があります。

けれども限られた時間と範囲の中では、どうしても思い通りに産業医を探すことができないかもしれません。

しかし産業医紹介サービスに依頼をすれば、まず産業医探しを代行してくれます。

そのため大きく手間が省けるでしょう。

優秀な産業医が見つかる可能性が高まる

また産業医紹介サービスによっては、優秀な産業医が多く在籍しています。

そのためより企業にマッチングした産業医を選任できる可能性も高まります。

けれどもサービス会社によっては産業医のクオリティに差が生じてしまうケースもあるといわれています。

そのため、本当に優秀な産業医たちが在籍している会社を見極めて依頼をする必要性があります。

トラブルにも対応している

産業医を設置しても、何かしらのトラブルが発生するケースがあるかもしれません。

また場合によっては、産業医の交代を考える事態も発生するかもしれません。

そんな時、産業医紹介サービスを介していれば、こうったトラブルにも対応できます。

紹介サービス会社が企業と産業医の間に入るため、安心です。

そして同時に会社によっては、産業医のチェンジを無償で対応している場合もあります。

アフターフォローもある

また会社によっては、産業医を紹介するだけではなく、アフターフォローやサポートが充実していることもあります。

そのようなサービスを望む場合は、紹介サービスがどこまでサービスをしているのかチェックすることが大切です。

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産業医紹介サービスといってもピンキリでしょう。

それぞれの会社の取り組みには差が生じてしまうケースもあるため、産業医のレベルも様々です。

けれども大切なお金を費やして産業医を依頼するのなら、良い産業医を選任したい気持ちはどこの企業も共通と思います。

適正、即見積もりの産業医紹介サービスなら、Avenirにお任せください。

産業医クラウドではそれぞれの企業からお話をしっかり伺った上で、よりマッチング率の高い産業医を紹介しています。

良い産業医が勢ぞろい

産業医紹介サービスを使う前に確認しておきたい重大なポイントが、在籍している産業医たちのスキルといえるでしょう。

ただ産業医の資格を有する医師たちを在籍させているのでは、紹介サービスの意味がありません。

「良い産業医」たちを在籍させている会社こそが、産業医紹介サービス会社としての責任を全うしているといっても過言ではないでしょう。

産業医の仕事は多岐に渡りますが、それらの業務をしっかりこなす産業医こそ優秀な産業医です。

そして同時に、与えられた業務をこなすだけではなく、責任感を持ち隅々までよく見てよく気が付く産業医が求められてきます。

Avenirに在籍する産業医たちは、合格率20%以下の厳しい面接を潜り抜けたプロ集団です。

その優れた産業医の中から、企業によりマッチングした産業医を選ぶことができます。

産業医クラウドの見積もり金額

また産業医クラウドで依頼をする場合は、だいたい以下のような料金になってきます。

・社員150名まで:1時間5万円~

・社員150~300名:2時間8万円~

・社員300~500名:3時間11万年~

なお、この料金は目安になるため、状況により異なってきます。

また社員数が500名を超える場合は、お気軽にお見積もりをご相談ください。

その他のサービスも充実

またAvenirは、産業医を紹介して任務修了ではありません。

その後のサポートやフォローも充実しています。

産業医の間に入りサポートすることはもちろん、各種制度づくりのサポートもしています。

そして、「たった5分でコツがわかる健康経営を目指す企業の産業医の選び方読本」

を無料でプレゼントしています。

よろしければ、産業医選任の前にぜひお読みください。

まとめ

良い産業医とは、利益のためだけに業務をこなす産業医ではありません。

適正な報酬額で対応し、その中で従業員たちの健康を大切に考える産業医こそ、良い産業医といえます。

そして良い産業医を選任する前に、見積もりをしっかり算出しておく必要があります。

同じお金を使うのなら、良い産業医紹介サービスに一任して優れた産業医を選任してもらうことがベストといえるでしょう。

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相談イメージ

悩む前に一度相談してみませんか?

「今の産業医に不満があるけど、これってどこも同じ?」
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「こんな悩み有るけど、これって産業医を頼っていいの?」
など、小さなお悩みから他社の事例など、お気軽に相談ください。

産業医の新規契約をまだ検討していない方も、お気軽に悩みを 聞かせてください。産業医の紹介以外でも、お役に立てるかもしれません。

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監修

栗原 雅直医師
くりはら まさなお

東京生まれ。東京大学医学部医学科卒業、東大病院精神神経科に入局。1960年東大大学院生物系研究科博士課程修了。医学博士。2年間のパリ大学留学後、東大病院医局長、1966年虎の門病院勤務。初代精神科部長。川端康成の主治医を務めた。1990年大蔵省診療所長。財務省診療所カウンセラー