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島根県の産業医をご紹介

製造業がさかんで産業医の数も多い島根県

島根県の認定産業医数は577人、50人以上の労働者を雇用する事業所数は842件です(2014年日本医師会公表の認定産業医数にて)。産業医1人あたり2.43件の事業所を担当する計算になります。これは全国で3番目に低く、山陰、山陽地方のなかでも鳥取県に次いで低い数値です。島根県では産業医は比較的よく供給されているといえそうです。

農林水産のほか、電気、繊維、鉄鋼などの工業分野の製造業がさかんな地域です。島根県で現在活動する産業医の数は比較的多いのですが、まだ潤沢というほどではありません。中小事業所の数も多いことから、産業医の需要はこれからも続くと予想できます。

メンタルマネジメントのできる産業医の需要がこれから大きくなる

従業員数がつねに50人を超える事業所では、産業医を選任することが法的に義務づけられています。従業員が1000未満であれば専属で雇用する必要はなく、嘱託で産業医を選任してもかまいません。認定産業医の数を考えれば、島根県で少なくとも嘱託産業医を見つけることはさほど難しいことではなさそうです。

とはいえこれからは質の高い産業医の需要が大きくなることが予想されます。とくにメンタル疾患対応のできる産業医の需要は高くなります。社員の精神面での健康を守ることは社会的な急務だからです。

厚生労働省がストレスチェックを義務化したことも影響して、メンタルマネジメントに力をいれる企業は次第に増えてきました。2017年には全体の80%の企業がメンタル検査を実施する見込みです。こうした流れのなかで、精神疾患対応のできる産業医の需要は全国的に高まりをみせています。

島根県内には比較的多くの認定産業医がいますが、その全員が精神疾患対応のスキルをもつわけではありません。メンタルマネジメントを希望する島根県の企業にとって、今後は適切な産業医探しがやや難しくなることもあり得ます。

精神科の医師を産業医として選任すべきなのか?

社員のメンタルヘルス対応を任せるのだから、精神科や心療内科を専門とする医師を産業医にしたいと希望する管理者はたくさんいます。しかし実際、精神科を専門とする医師にこだわって産業医を選ぶ必要はありません。認定産業医は精神疾患分野についても一定の知識をもっているからです。ストレスチェックを適切に行い、必要な社員に対して面談を行うことができる人物なら、たとえ専門が内科であっても産業医としてよい働きをしているといえます。

産業医の基本的なスキルは、疾患の予防と早期治療のための適切なアドバイスを与えることです。深刻な疾患に対して、産業医が治療にあたるわけではありません。すでにメンタル疾患が進んでいる社員に対しては、その分野の専門医を迅速に紹介するのが産業医の役割です。精神科の深い専門知識をもたなくても、人に対する観察眼と適切な対応能力のある医師であれば、産業医としてメンタルマネジメントを任せることは十分に可能です。

メンタルマネジメントに力をいれたいとしても、精神科医としての役割だけを産業医に求めるわけにはいきません。社員の身体の健康を守ることもまた産業医の大切な業務だからです。生活習慣病や5大疾患の予防とチェックなどは、働きざかりの社員を守るうえで欠かせません。産業医の広い業務内容をカバーするには、内科医のほうが適当である場合もあります。

メンタルヘルス対応のできる知見をもっているか見ると同時に、産業医としての経験の長さもチェックしながら人選をするべきでしょう。産業医クラウドでは、精神と身体の両面から健康対策のできる経験豊かな産業をご紹介できます。産業医を初めて選任する方管理者の方、希望どおりの働きをしてくれないので産業医のリプレイスを考えている人事の方などは、弊社へ一度ご相談ください。

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