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茨城県の産業医をご紹介

産業医が不足しがちな茨城県

茨城県の産業医の数は1455人(2014年日本医師会公表の認定産業医数にて)。2014年の50人以上の従業員を抱える事業所は3881事業所となり一人の産業医あたり4.45事業所を見ている計算となります。産業医一人当たりの受け持ち企業数が1番目に多くなっています。

茨城県は大手製造業が集中する県であり、全国を見ても製造業が集まる都道府県は産業医の需要がタイトであると考えられています。

製造業で必要な産業医の職務ポイントは

製造現場における産業医の職場巡視では、下記のポイントが大切です。

  • 労働者が立ち入る場所は原則としてすべて巡視対象とすること
  • 巡視者の作業着の着用。マスクなど保護具の使用
  • 職場同行者や衛生管理者の同行による巡視者の安全の確保
  • 作業環境や設備面の確認、実際の労働者の動きや行動の範囲、具体的作業の内容まで可能な限りの観察
  • 保護具未着用など明らかな指摘事項へのその場での指摘(職場同行者や衛生管理者と要相談の上)

製造業における産業医に必要なスキル

製造現場における労働者の安全や健康に関する知識が必要です。また、安全確保ができていない場合の指摘なども職務対象となるため人にものを伝えるコミュニケーション力や観察力がマストスキルとなります。職場巡視は衛生委員会活動とともに、労働衛生委員会の基本の活動となりますが、産業医の質、いかんでは満足に行えないケースもあります。産業医の選定の際は安全衛生委員会の活動経験や知識があるかを問うようにすることが大切です。

製造業以外の巡視ポイントは

製造業と違ってオフィスなどの巡視は有害物質の発生もなく何を産業医に行ってもらえばいいかわからないという企業の声もよくあげられます。産業医の本来の職務内容は労働安全衛生法第71条 にあるように働き手が快適な環境で仕事ができるように改善やアドバイスを行うものとされています。近年長時間のデスクワークが健康や精神面に影響を与えることがわかってきました。 デスクワークが多い職場で運動を取り入れるなどの工夫が必要です。また、目に見えないメンタル面での疾患リスクの予防も大切です。産業医の巡視タイミングで社内の労働時間などの調査結果を提示するとより具体的なアドバイスを産業医側がしやすくなります。また、オフィス環境においては事務所衛生基準規則(事務 所則)に基づいて、2カ月に一度の頻度で、温湿度、粉 じん濃度、CO2濃度、照度などを測定していることと思います。そういった数値を産業医に示すことにより改善点がないかの意見を求めることも大切です。

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