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中国地方では産業医の需要がもっともタイトな広島県

広島県の認定産業医数は2120人、50人以上の労働者を雇用する事業所数は4082件です(2014年日本医師会公表の認定産業医数にて)。産業医1人あたり3.21件の事業所を担当する計算になります。これは全国で24番目の数値です。全国レベルでは、広島県での産業医の普及は平均的だといえるでしょう。ですが中国地方でみると、広島は産業医1人あたりの事業所数がもっとも多い県でもあります。

造船、紙パルプ、鉄鋼、自動車などの分野で大企業も多く、産業のなかでは製造業の比率がもっとも高い地域です。商工業に活気があるため、産業医の需要はこれから大きくなっていくことが予想できます。

産業医を選任する前に企業がしておくべきこと

社員が常時50人を超える事業所では、産業医を選任することが法的に義務づけられました。ただ形式的に雇用するのではなく、社員の健康維持と快適で安全な職場環境づくりのために、産業医と協力することが企業には求められています。選任するまえに、自社にとっての課題とは何かについて明らかにしておくと、効率のいい産業医選びができるでしょう。

たとえば次のような課題が考えられます。

  • 職場のなかに女性が増えてきた。女性社員が働きやすい職場づくりをしたい。
  • うつ病などで休職する社員が現れた。社員のメンタルヘルス対策に力をいれたい。
  • 有害物質を扱う危険な現場がある。社員の安全と健康管理に力をいれたい。
  • 営業所勤務の社員の安全管理もしたい。各営業所へも行ってくれる産業医がほしい。

産業医といっても、医師の専門、経験、資格には大きな差があります。課題を明らかにしておけば、自社の問題改善に取り組める産業医を見つけやすくなります。

女性社員のメンタルマネジメント

女性の社会進出の活発化にともない、職場のなかの女性人口は増加する傾向にあります。職種によっては、女性社員が大半を占める職場もめずらしくありません。女性特有の身体の問題と同じく、メンタルヘルスについても企業は対策を考える必要があります。

女性のメンタルマネジメントのために、女性産業医の選任を考えてもいいでしょう。メンタルだけでなく身体のデリケートな問題についても、女性医師相手になら相談しやすいと思う社員もいるはずです。ただ女性の産業医の数はまだ少なく、探してもすぐに見つかるとは限らないのが現状です。

男性に比べ、女性はうつ病を患いやすいというデーターがあります。ストレスチェックだけでなく、面談を通してこうした悩みに対応していくことがこれからの産業医には求められるでしょう。うつを隠そうとする女性はたくさんいます。女性でも面談を積極的に活用できるような、職場環境づくりも今後は一層必要です。

うつ病の初期には、たとえば次のような症状がみられます。

  • 感情の起伏が大きくなる。
  • やる気がおきず、仕事の効率も低下する。
  • 夜に熟睡できなくなる。

ただ女性には生理周期があるため、高ストレスでなくても、うつに似た症状がでる時期があります。また更年期が近づくと、ホルモンバランスが崩れ、精神的に不安的になりやすいことも女性にはめずらしくありません。面談などを通して、そうした症状の見極め、うつ病かどうかを正しく判断できる能力も産業医には必要です。

アルバイトやパート勤務、派遣従業員の人にもストレスチェックは実施すべきか?

ストレスチェックは常勤社員だけに行われるものではありません。場合によっては、アルバイト、パート、派遣従業員にもストレスチェックを実施しなければいけないこともあります。

アルバイト、パート、派遣従業員の1週間の労働時間を調べてみてください。これが社員の労働時間の4分の3を超えている場合、雇用形態に関係なく、企業はストレスチェックを受けさせなければいけません。アルバイトとパートの人は、勤務先企業がストレスチェックを実施します。ですが派遣労働者については、派遣元事業者がこれを行うことになります。

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