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産業医の需要が見込まれる福島県

福島県の認定産業医数は1282人、50人以上の従業員のいる事業所数は2531件です(2014年日本医師会公表の認定産業医数にて)。産業医1人あたりが担当する事業所数は3.29件になります。これは全国では第21番目に多い数字です。福島県での産業医の普及レベルはほぼ中程度ということができます。

製造業がさかんな地域でもあり、これからも産業医の需要は増加することが予想できます。産業医探しはこれからよりタイトになっていく可能性があります。

産業医の役割とは?

産業医の仕事とは、労働者が体も心も安全かつ健康に働けているかどうかを、経営管理者に代わって点検することです。ただの医療者ではなく、経営者目線で職場環境や健康リスクなどを判断することが産業医には求められます。労働者の安全や衛生問題について経営者にアドバイスを行い、必要なら教育的指導を実施することも産業医の役目です。

職場巡視、衛生委員会への参加、労働者の健康診断、ストレスチェックなどもあり、産業医の仕事内容は広くかつ多岐にわたります。月1回の嘱託産業医もいますが、これではとてもすべての業務を十分にこなすことは期待できません。嘱託産業医を選任するのであれば、優先してほしいチェック事項を企業側があらかじめ伝えておくべきでしょう。

産業医に欠かせないコミュニケーション能力

職場環境の改善のためには、産業医と経営者が密接に連絡を取り合い、意見交換をすることが必要です。両者の協力なしに、健全で安全な労働環境を作ることはできません。企業側の意を汲んで必要なチェックを行い、そこから見つかった改善点を経営者にしっかり伝えることのできる産業医が必要となります。

どんなに産業医としての経験があっても、経営者との相性がよくなく、意思の疎通がうまくいかない人選をするべきではありません。面接のときに担当者は、産業医のコミュニケーションスキルと適正をしっかりと見定めることが大切です。

専任産業医と嘱託産業医の違いとは?

産業医には専任と嘱託の2種類があります。
常勤の労働者が50名を超える事業所では、産業医を専任しなければいけません。50人以上1000人未満の場合は、専任でも嘱託でもかまいません。ただ1000人を超えると、産業医は専任を選任することが企業側に義務付けられます。

専属の場合は、毎週最低3日、1日につき3時間以上産業医は業務をしなければいけません。それに対し嘱託では、企業との話し合いで月1回あるいは週1回の勤務になります。1回の勤務時間は1時間から2時間程度です。当然のことながら、専任と嘱託では産業医の報酬額に大きな差があります。従業員数が50人以上1000人未満のほとんどの企業では、嘱託産業医を選任しているのが実情です。

どちらのタイプの産業医でも見つけ方は同じです。主な方法は、地域の医師会に相談して紹介してもらうか、顔の広い社長や役員に頼んで紹介してもらうか、業務委託会社に紹介してもらうかなどが考えられます。

企業の産業医は派遣やアルバイトの従業員にもストレスチェックを行うべき?

自社雇用で、しかも常時雇用しているのであれば、パート、アルバイト、短期社員、嘱託の労働者に対しても、企業は産業医を通じてストレスチェックを行わなければいけません。この費用は企業側が支払うことになります。労働安全規則第52条の定めで、会社は「常時使用する労働者に対し、1年ごとに1回、定期的に」ストレスチェックを実施しなければいけないされているからです。

常時雇用するとは、1年以上雇用している場合や、1年以上雇用する契約が交わされているとき、1週間の労働時間が通常の労働者の所定労働時間の4分の3以上であるときを指します。

ただし派遣社員については、ストレスチェックを実施する義務は企業にはありません。これは派遣元の会社が行うべきことだからです。

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