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産業医と合わない!ミスマッチが起きたときの対処法

2020.06.15産業医

産業医と相性が合わなければ、スムーズな面談や適切な助言の期待ができませんが、そもそも産業医は従業員の健康維持・回復を見込んで設置されておりますので、それでは本末転倒でしょう。

今現在まさに、産業医とそりが合わないとお悩みの方もいらっしゃるかもしれませんが、設置するのでしたら、取り組みに対する価値観がある程度一致した産業医の方が良いですよね。

実際、産業医と合わないことは様々なリスクも考えられますのが、これから産業医とのミスマッチが起きた時の対処法を紹介していきますので、この機会に見直しをご検討されてみてはどうでしょうか?

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「合わない産業医」と判断するには何を見ればいい?

人と人の相性で、合う・合わないは当然のことながらありますが、産業医も人間ですので、それはどうしてもあると思いますが、これから「合わない産業医」と判断する基準を見ていきましょう。

産業医としての仕事を全うしてくれない場合

産業医の業務は様々ですし、産業医業務を問われても、日常的に知り得る機会がなければ、産業医業務に関してぱっと答えることは困難です。
産業医業務もある意味境界線がありませんので、当然のことながら、産業医によって業務内容の取り組み差は発生します。

産業医業務にはグレーゾーン業務もありますが、産業医の役割として与えられている業務も当然のことながら存在します。

代表的な産業医業務としまして、「職場巡視(月に1~数回)」と「従業員との面談(長時間労働者や過重労働者、面談希望者など)」、「健康診断チェック」や「ストレスチェックへの関与」などが挙げられます。

それ以外にも、「休職者対応」や「復職希望者指導」、「衛生講和の実施(企業からのニーズに応じて)」や「衛生委員会への参加(強制ではないが不参加時は議事録に目を通す必要がある)」といったものも挙げられます。
これらは産業医の役割となり、産業医は専門的立場からこれらの業務を実施することが求められますし、当然ですがこれらの業務を実施しなければ、業務を全うしないことに該当します。

例えば、月80時間以上の時間外労働者(長時間労働者)と面談を実施しない、職場巡視を実施しない産業医などは、仕事を全うしてくれないと見なしても良いでしょう。
仕事を全うしない産業医を設置してしまうことは罰則に該当し、50万以下の罰金が発生します。
これは企業にとっても大きな損失となりますので、産業医の仕事を全うしてくれない産業医は論外として考え、仮にそのような産業医が設置されている場合は、速やかに交代することが望ましいでしょう。

経営者とそりが合わない場合

企業が産業医とよりマッチングするために大切なことの1つに、取り組みに対する考え方にあるといえます。
多くの企業には企業理念というものが存在するでしょうが、産業医は企業理念や社内風土、職場環境を把握した上で産業医業務に携わっていくことも求められます。

そこで、経営者と産業医の価値観が相反する場合や、産業医が経営者の価値観に寄り添うことが困難な場合、双方の間に大きな溝が発生するでしょう。
そうなってしまうと、経営者と産業医の間に取り組みの差が発生してしまうことが考えられますし、更に状況が悪化すると、経営者と産業医の関係がギクシャクしてしまうでしょう。

経営者は企業の代表として、従業員と良い関係性を築くことが求められますが、産業医との関係も例外ではありません。
そりが合わないということは避けて通れない課題かもしれませんが、1人の大人として寄り添う体制は大切です。
経営者とそりが合わない産業医も、「合わない産業医」に該当すると考えても良いでしょう。

社員からの評判がいまいちの場合

社員からの評判がいまいちの産業医といわれて、どのような産業医が思い浮かぶでしょうか?

人柄が良くない産業医や対応が雑な産業医、一方通行な産業医や価値観を押し付ける産業医などが思い浮かぶと思いますが、そのような産業医は確かに社員からの評判もあまりよくないでしょう。

評判が良くない産業医の場合、従業員も面談で相談しにくい環境になってしまいます。
そうなってしまうと、従業員の変化に気付くことが遅れますし、特に目に見えないメンタルヘルス問題を見過ごしてしまうかもしれません。

社員からの評判がいまいちの産業医、その理由は様々でしょうが、いずれにしましても、それでは従業員の健康管理を適切に実施することが困難になってしまいます。
従業員の健康維持や回復を見込んで産業医を設置しても、そうなってしまうと本末転倒でしょう。
残念ですが、社員からの評判がいまいちの産業医も、「合わない産業医」として判断しても良いかもしれません。

産業医と合わないときの対処法

次に、産業医と合わないときの対処法として、どういったものが代表例として挙げられるのか、見ていきましょう。

合わない原因が改善できるかを見極める

産業医と合わない原因を見極めたら、次はそれが改善できる問題かどうか見極めることが大切です。

例えばニュアンスが伝わらなかった、産業医側に余裕がなかった、誤解があったなどでしたら、改善していくことも可能かもしれません。
産業医を客観視することで、改善可能かどうか見極めることも可能でしょうし、産業医側に改善する向上心があり、問題が改善可能な課題でしたら、期待できるかもしれません。

改善できない場合は他の産業医を探す

改善可能な状況の一方で、改善できないと判断される場合もあるでしょうが、その場合は気持ちを切り替えて、他の産業医を探すことを検討することが妥当です。
合わない産業医をだらだら設置しておくことよりも、マッチングする産業医を探して設置することで、企業の将来的な発展も見込めるのではないでしょうか。

産業医を探すことは手間のかかる作業ですし、合わない産業医との間にしがらみがあるため、変更しにくいケースもあるでしょうが、合わない産業医をいつまでも設置しておくよりも、早めに次の産業医を探したほうが良いのではないでしょうか。
企業の将来のためにも、更なる向上のためにも、ここは割り切って産業医交代を検討した方が、企業のためにも産業医のためにも良いでしょう。

産業医の探し方は、医師会に相談する方法や健診機関に問い合わせる方法、産業医紹介サービスや産業医事務所を活用する方法など様々ですので、この機会に思い切って、他の産業医を探してみてはいかがでしょうか?
合わない産業医を替えることにより、従業員の健康管理をより適切に実施することができ、企業の将来の発展も見込めるかもしれませんよ。

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合わない産業医とのミスマッチを防ぐには?

産業医を選任するのでしたら、合わない産業医とのミスマッチは防ぎたいですよね。
それでは、合わない産業医とのミスマッチを防ぐために、どのような対策をしておくことが望ましいのか、簡単に見ていきましょう。

産業医の対応可能分野や実績を確認する

産業医とのミスマッチが発生する原因としまして、事前の確認不足が挙げられます。
特に産業医が必要になって初めて産業医の選任・設置を検討し、慌てて準備をする企業もありますが、そのような場合は特にミスマッチのリスクが高まります。

そうならないためにも、産業医設置の準備は早めにしておくことが大切であり、その際に産業医の対応可能範囲や実績を確認しておくことが重要です。
産業医が見つかったら慌てて設置するよりも先に、対応可能分野や産業医としての実績を確認しておきましょう。

最初にニーズを明確にし、産業医と擦り合わせる

産業医の対応可能分野や実績の確認も大切ですが、更に掘り下げて考えていきますと、産業医へ求めるニーズを明確にしておく必要があります。
例を挙げますと、メンタルヘルス問題に特化した産業医やウイルス発生時に適切対応が可能な産業医、女性特有の問題に対応可能な産業医や危険業務への対応に強い産業医、英語が流暢な産業医など、企業によりニーズは様々でしょう。

企業のカラーに合わせながらニーズを明確にし、それにマッチングする産業医を探すためにも、見つけた産業医が企業のニーズに合うか見極めることが大切です。
そのためにも限られた産業医のみではなく、複数の産業医やよりマッチングした産業医を見つけた上で、更に擦り合わせて考える必要があります。

合わない産業医とのミスマッチが発生する前に、最大限に対策しておくことで、より適切な産業医と巡り合えるのではないでしょうか。
大切な従業員の健康維持や回復のためにも、職場の将来的な発展のためにも、質が高く、よりマッチングした産業医を選任していきましょう。

合わない産業医とはさようなら!ぴったりの産業医を探すなら「産業医クラウド」

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合わない産業医をいつまでも設置している理由は様々でしょうし、「産業医に申し訳ないから」と解任できないケースもあるかもしれません。

けれどもそれは従業員のためにもなりませんから、「合わない産業医とはさようなら!」精神で気持ちを切り替え、次の産業医を探してみてはいかがでしょうか。
思い切った決断をすることで、ワンステップ先に進むことができるかもしれませんし、大切な決断は早ければ早いほど良いでしょう。

産業医クラウドで新たに産業医探しを

心機一転、新たに産業医を探すのでしたら、「産業医クラウド」で産業医探しをご検討されてみてはいかがですか?

マッチングする産業医を探すことは、企業の将来的発展を見込む上で有効ですが、産業医クラウドは、「休職を予防する未来型産業医」の選任をしていく先進的な産業医紹介サービス会社となります。
Avenirはこれまでも多数のメディア掲載実績を持っているほか、代表の刀禰と顧問産業医の三宅はメディア出演実績も持っており、2019年には代表・刀禰の記事がYahoo!ニュースで取り上げられました。

ハイクオリティな産業医と行き届いた業務支援

産業医クラウドは、高い「質」と」豊富な「経験」を持ち合わせております。
まずAvenirには質の高い産業医が勢ぞろいしておりますが、その秘訣は、代表自らが実践する厳しい面接にあります。
年間数百名もの産業医と直接面接をしている産業医だからこそ、産業医の本質を見抜く能力もありますし、面接の通過率は実に20%未満と厳しいものになっております。
そこからスタッフが、各企業によりマッチングした産業医を選任していきますので、合わない産業医を選任・設置するリスクを大幅に回避することが可能です。

また産業医クラウドでは、「産業医専任後がサービスの本番」と考えており、そのため各種フォローやサポートも充実させておりますので、選任後も安心していただけるのではないでしょうか。
万が一、産業医と合わない場合がございましても、その際は無償で産業医交代に対応させていただきますので、ご安心ください。
日本全国に対応しておりますので、ご興味がありましたら、お問い合わせいただければ幸いです。

Avenirの先進的な取り組み

2020年は新型コロナウイルス感染症により、これまでのような日常業務が困難となりましたが、産業医クラウドではご契約させていただいている企業様へ、いち早く情報発信を行ってきました。
Avenirでも早くからテレワークの導入を進めながら、テレワークによる弊害実験をしていき、その改善策についてご報告することで、テレワークをご検討されている企業様のサポートに努めております。

2020年の2月1週目より、Avenirの全社員がテレワークを開始していき、4月1日より産業医面談オンライン化の本格サポートをスタートさせました。

Avenirの代表・刀禰は、働き方改革の必要性が現在のように顕著になる以前より、産業保健事業の取り組みをして参りました。
「未来型産業医」を紹介していく「産業医クラウド」は、時代の流れや変化に特化していき、時代を先読みした先進的な対応に積極的に取り組んでおります。
企業の未来のためにも、「産業医クラウド」で「未来型産業医」を探してみてはいかがでしょうか?
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まとめ

産業医との関係性は重要であり、合わない産業医をだらだらと配置しておくことよりも、よりマッチングした産業医を専任・設置することが、企業の発展を考慮した上でも重要です。
より合う産業医を探される際にベストな方法が、産業医探しのプロに依頼をすることであり、更には優秀な産業医が多く登録されている紹介サービスを活用することが望ましいでしょう。
企業の成長のためにも、先が読めない未来に対し、より柔軟に対応していくためにも、優秀な未来型産業医を専任・設置されてみてはいかがでしょうか?

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「今の産業医に不満があるけど、これってどこも同じ?」
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監修

栗原 雅直医師
くりはら まさなお

東京生まれ。東京大学医学部医学科卒業、東大病院精神神経科に入局。1960年東大大学院生物系研究科博士課程修了。医学博士。2年間のパリ大学留学後、東大病院医局長、1966年虎の門病院勤務。初代精神科部長。川端康成の主治医を務めた。1990年大蔵省診療所長。財務省診療所カウンセラー