生殖医療専門医の取得方法


生殖医療専門医を取得するには

一般社団法人日本生殖医学会認定の生殖医療専門医を取得するには、医師免許を持ち産婦人科専門医、或いは泌尿器科専門医の専門医資格を取得しておかなければなりません。
加えて学会の認定施設で所定の期間研修を行い、必要書類を提出後、生殖医学会の専門医認定試験(書類審査と筆記・口頭試験)を合格した者が「生殖医療専門医」となります。

生殖医療専門医の傾向

生殖医療専門医とは日本生殖医学会が定める専門医資格ですが、日本産婦人科学会と日本泌尿器科学会のサブスペシャリティ分野の資格としての位置づけになっています。
具体的には基本領域の専門医資格である産婦人科専門医、もしくは泌尿器科専門医の資格を取得しておくことが必要です。
2017年度までの生殖医療専門医数は649名で、年度ごとの認定医数ですが、2018年度は46名、2019年度は登録者数63名となっています。また、過去5年間の推移を見ても毎年30~60人程度の生殖医療専門医が誕生しているようです。

受験資格

日本での医師免許を有し、産婦人科専門医、或いは泌尿器科専門医の専門医資格を取得しておくことが必須です。
また研修開始申請時から継続して日本生殖医学会の会員であり、認定研修施設のカリキュラムに沿って3年間の研修を修了しておく必要があります。
研修の修了を受けるためには規定数の症例レポートや3回以上、日本生殖医学会学術講演会に 3出席すること、学術発表や論文投稿なども含まれています。
修了規定に関しては学会ホームページ上に掲載されているので、ご一読ください。

受験で必要な提出書類・記録

専門医認定試験の申請には以下の書類が必要となります。
1.日本生殖医学会生殖医療専門医認定試験申請書
2.研修証明書
3.症例レポート
4.日本生殖医学会 生殖医療従事者講習会 参加証明書
5.日本生殖医学会・学術講演会 出席証明書
6.研修期間中に日本生殖医学会・学術講演会での筆頭演者としての発表の証明
7.論文別刷(筆頭演者として発表したもの)
8.学位内容証明書 (生殖医学に関するもの)
9.診療実績一覧(産婦人科領域用または泌尿器科領域用)
10.医師免許証写し
11.産婦人科あるいは泌尿器科の専門医認定証写し
12.申請書類受領ハガキ(官製ハガキに送付先住所・氏名を記入したもの)

上記の提出書類は学会Webサイトよりダウンロードが可能です。
なお不明な点に関しても学会Webサイトに掲載されている医療専門医認定審査の手引きをご確認することをおすすめします。

受験審査料・登録料

専門医試験の審査料は20,000円が必要で、合格後には専門医の登録を行うために50,000円を納入することとなっています。

試験概要

試験は筆記試験と口頭試問により合否が判断されます。
筆記試験問題は、問題数は全体で50問のマークシート方式となっています。
出題範囲は生殖生理から不妊、遺伝など幅広く出題されます。各項目のうち生殖生理、生殖補助医療、不育症、生殖倫理、遺伝の項目は必須項目とされていますが、内分泌・一般不妊については「男性内分泌と男性一般不妊」か「女性内分泌と女性一般不妊」のどちらかを選択するようになっています。
口頭試験に関しては原則受験者1名に対し3名の試験官により15分間程度行われるようです。質問項目は、技術や知識、倫理などを問うものであり10点満点で判定されるようになっています。

専門医資格の更新について

専門医の認定期間は5年間で、5年ごとに資格を更新する必要があります。
更新時の条件としては会費を完納しておくことや更新申請時に産婦人科専門医もしくは泌尿器科専門医であり、生殖医療を継続していることも要件となっています。
また、5年間の認定期間中には更新に必要な単位を100ポイント以上取得しておくことや学術講演会に3回以上出席しておくことも必要です。研修や実績の各単位数に関しては学会ホームページより確認することが可能となっています。
更新を希望する際には認定更新申請書に更新審査料は20,000円を添えて委員会に申請するようになっています。

学会ホームページ

一般社団法人日本生殖医学会
http://www.jsrm.or.jp/index.html
※本記事は2019年9月時点のものです。詳細は学会のホームページをご参照ください。

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