長時間労働による過労死の可能性をへらすための対策|産業医のプロ集団|休職者・メンタルマネジメント対応のAvenir産業医
           

契約事業所数、1500事業所突破

Avenir産業医

受付時間 9:30~18:00(土日祝を除く)

03-6277-8590

長時間労働による過労死の可能性をへらすための対策

2019.08.11未分類

長時間労働は日本国内におきまして、大きな社会問題になっています。

長時間労働による過労死も深刻な問題になっており、長時間労働や過労死、過労自殺対策のための動きが各所で行われています。

長時間労働や過労死を減らすための対策を国という大きな規模ですることも大切ですが、それぞれの企業が問題解決のために働きかけることも大切です。

今回は、長時間労働や過労死を減らすための対策について、長時間労働の危険性と併せて見ていきたいと思います。

 

社員のメンタルケア、休職予防ならAvenir産業医

 

長時間労働による過労死が問題視


長時間労働による過労死はあってはならないことで、重大な問題になっています。

まず初めにこの章では、長時間労働における過労死ラインや、過労死等防止対策推進法について触れてみたいと思います。

 

過労死ラインとは


過労死ラインという単語という言葉の意味が、いま一つピンと来ない方もいらっしゃるかもしれません。

過労死ラインとは、働き過ぎにより健康障害が引き起こされることで、労働災害と認定されるか判断をするための、時間外労働時間の目安になる時間です。

過労死ラインは80時間とされているため、月の労働時間が80時間を超える場合は過労死ラインになっている危険な状態といえるでしょう。

そのため、月の労働時間が80時間を超えている長時間労働者は、企業の産業医と面談をすることが義務付けられています。

 

過労死等防止対策推進法


過労死が問題となっている現代、第186回国会において、過労死等防止対策推進法が制定され、平成26年11月より施行されています。

この推進法は、過労死等の防止のための対策を推進することで仕事と生活を調和させながら、健康で充実して働き続けることができる社会の実現を目的としております。

こちらで述べている過労死等とは、どういったものが挙げられるのでしょうか。

 

・業務における過重負荷による脳血管疾患や心臓疾患を原因とした死亡

・業務における強い心理的負荷による精神障害が原因となる自殺

・死亡には至らないものの、脳血管疾患や心臓疾患、精神障害の病

 

業務による負担が増えることでその分、脳血管疾患や心臓疾患、精神障害が引き起こされるリスクが高まり、場合によっては命を落としてしまうケースも現実にあります。

このようなケースを防止する意味でも、過労死を無くして健康で充実して働くことのできる社会の実現のために過労死等防止対策推進法が施工されました。

 

長時間労働や過労死の危険性


長時間労働は過労死を引き起こす危険性がありますが、この章では長時間労働が及ぼす危険な状態について見ていきたいと思います。

 

睡眠不足で判断が鈍る


長時間労働の環境下で勤務していればその分、十分な睡眠時間を確保することが困難になります。

現実に、「寝ないで仕事をしている」「最近の平均睡眠時間は2~3時間」という従業員がいるように、長時間労働による睡眠不足は問題になっています。

 

【作業効率の低下】

 

睡眠不足になるとそれだけ、仕事の作業効率が低下することはもちろん、判断力が鈍り、それによりミスが発生しやすくなることが考えられます。

そうなってしまうと、企業全体の稼働率も悪くなってしまうでしょう。

作業効率の低下が、他の従業員や取引先に影響を及ぼしてしまう可能性も発生します。

 

【発想力の低下】

 

企画や開発、編集や創作に携わる従業員は、発想力が大切とされていますが、睡眠不足が発生すると発想力も失われてしまうかもしれません。

睡眠時間を確保してこそ発想力も磨かれるため、睡眠不足は発想力が大切な仕事に大きな影響を及ぼしてしまうでしょう。

 

【重大な事故発生の可能性】

 

判断力が鈍るということは、それだけ事故が発生するリスクも高まりやすくなってしまいます。

実際に睡眠不足による業務中の事故や運転事故も報告されているため、長時間労働による睡眠不足は深刻な問題となっています。

 

心筋梗塞や脳梗塞の危険も


長時間労働は大きな病気を引き起こすケースも珍しくなく、心筋梗塞や脳梗塞の発生率も高めてしまいます。

 

【心筋梗塞の原因】

 

心筋梗塞の原因は、塩分や糖質、脂肪分の過多接種やニコチン、運動不足といった生活習慣病の一環として発生する病といわれています。

食生活や生活習慣が問題となっていますが、長時間労働が続けばその分食生活は乱れ、運動不足となるでしょう。

 

【脳梗塞の原因】

 

脳梗塞の原因として、大量の飲酒や喫煙、運動不足に肥満が挙げられますが、これらについても長時間労働者が陥りやすい生活習慣といえるでしょう。

長時間労働が続けばそれだけ時間が無くなり、慢性的な運動不足やアルコールやニコチンに依存し、乱れた食生活になりやすい環境が揃ってしまうでしょう。

 

【生活習慣の見直しが大切】

 

心筋梗塞に脳梗塞、いずれも食生活や生活習慣が引き起こしてしまうケースが多いといわれています。

いずれも予防や改善策として、生活習慣の見直しが大切とされているため、医師もそれに沿ったアドバイスや助言を必要に応じてしていきます。

 

喫煙や飲酒の量を減らすことや定期的な運動を取り入れること、野菜を始めとした食物繊維の摂取を心がけることが、健康のためにも大切といえるでしょう。

けれども普段から長時間労働をしている従業員にとって、生活習慣の見直しが困難になってくるケースも珍しくありません。

 

自炊や運動の時間確保が困難、疲れているためやる気が起きない、ストレスのためどうしても喫煙や飲酒が減らせないといった方も多くいるのではないでしょうか。

 

心筋梗塞に脳梗塞、どちらもとても怖い病気で、場合によっては命を落としてしまうケースもあります。

予防するためにも普段の生活習慣が大切になってきますが、状況改善が困難な場合も多いでしょう。

重大な病気を予防するためにも、長時間労働や過労死に対する対策をしていく必要があります。

 

精神疾患になることも


長時間労働が続くことで気分転換をする機会が激減し、それがきっかけで無気力となるケースは多数報告されてしまう。

場合によっては、その状況が続くことで精神疾患が引き起こされてしまうケースもあり、大きな社会問題になっています。

精神疾患が発生してしまうと治療に時間がかかるため、早期発見が大切といわれていますが、目に見えない分、分かりにくい病気ともいえるでしょう。

そもそも精神疾患は、どうして発生してしまうのでしょうか。

 

【我慢しすぎる】

 

精神疾患は我慢を重ねた結果、引き起こされるケースが多いといわれています。

長時間労働が苦痛なことを伝えることもできず、「自分が我慢すれば」と思い働き続けた結果、精神疾患になっていた従業員も多いのではないでしょうか。

人は適度に息抜きをすることで、精神のバランスが整いますが、それができなくなることで精神疾患発生のリスクが高まってしまうといえます。

 

【気分転換ができない】

 

人間はワークライフバランスが大切といわれていますが、仕事と私生活の両立を実現することで、良い仕事ができるといわれています。

私生活(プライベート)を潰して仕事ばかりの生活になることで、気分転換をする機会が減ってしまい、無気力状態を発生させてしまうケースも珍しくありません。

無気力状態が続くとうつ状態・うつ病を引き起こしてしまうことも多いため、定期的に気分転換をすることは大切といわれています。

 

【疲労が溜まる】

 

長時間労働による疲労をため込むことで、疲労に疲労を重ねてしまい、やがて自分が疲労しているといった感覚が失われてしまうかもしれません。

心身共に感覚が失われることにより、自分の精神状態に気付きにくくなり、ある日精神疾患が判明するケースも考えられるでしょう。

 

【相談ができない】

 

長時間労働が続き、誰かに相談したくても相談できず、問題が長引くにつれて問題は大きくなり、余計に相談しにくくなるかもしれません。

悩みや問題は人に相談すればその分気持ちも楽になり、具体的なアドバイスをもらうことで問題解決の糸口に繋がることが期待できます。

けれども相談することができず問題を抱えすぎると問題は膨れ上がり、最終的に精神的な病気を引き起こしてしまう可能性もあるでしょう。

 

長時間労働や過労死を防ぐために

 


長時間労働や過労死は対策が必要で、防ぐ必要がありますが、防ぐためにはどのような行動を取ることが良いのでしょうか。

 

労働基準監督署へ報告


労働基準監督署は、賃金や退職金の未払い、長時間労働や休日が与えられないこと、有給取得ができない場合等に相談することが可能です。

このような事態は労働基準法違反となる可能性があるため、報告することでもしかしたら解決策の掲示が期待できるかもしれません。

過労死を防ぐためにも、長時間労働に関する相談を労働基準監督署に相談してみても良いでしょう。

ただしハラスメントや差別といった問題は、労働基準法違反と判断することが困難になるため、労働基準監督署に報告することは望ましくないとされています。

 

労働基準監督署は、具体的なアドバイスが提供されることと、解決のために動いてくれる場合があります。

悪質な場合になれば調査や勧告をしてくれるケースもあるため、あまりにも悪質な場合は泣き寝入りせずに、労働基準監督署に報告してみてはいかがでしょうか。

 

産業医へ相談する


残業時間が月に80時間をオーバーした場合は長時間残業と判断され、産業医と面談することが義務付けられるようになっています。

長時間労働が負担に感じている場合は、面談を通じて産業医に相談することをお勧めします。

 

【企業の産業医だからこそ】

 

産業医は企業で従業員の健康管理をする役割を担います。

定期的に職場巡視をしている産業医だからこそ、職場環境を把握しており、専門知識を有する産業医だからこそ、具体的なアドバイスが期待できるのではないでしょうか。

産業医に長時間労働やストレスに対する相談をすることで、労働環境の見直しや改善が期待できるかもしれません。

 

【相談することが大切】

 

悩みやストレスについて誰かに相談することで、心の負担を軽減させることもできるかもしれません。

いずれにしても1人で抱え込み過ぎず、相談することが大切です。

産業医は専門的な立場だからこそ、より具体的な指導や助言が期待でき、特に寄り添った対応ができる産業医であれば、気持ちも楽になるかもしれません。

長時間労働のストレスや問題を抱え込み過ぎている従業員の方の中には、過酷な環境故に人間不信に陥っている方もいるかもしれません。

そうなってしまうと、誰かに悩み相談をするという発想に至らないかもしれませんが、企業の産業医に相談してみてはいかがでしょうか。

産業医が丁寧な対応をしてくれればその分、適切な対応が期待できるでしょう。

 

企業に産業医を設置するには

常時50名以上が勤務する企業には産業医の設置が義務付けられており、長時間労働者や重従業員、高ストレス従業員は産業医と面談をする必要があります。

産業医設置基準を満たしているにも関わらず、産業医を選任していない企業は法律により罰則が発生し、それだけ産業医は必須になっています。

50人以下の企業におきましても、助成金制度を活用して産業医を設置することが可能ですので、この機会にご検討してみてはいかがでしょうか。

 

【産業医を設置する方法】

 

それでは、企業に産業医を設置するためには、どうすれば良いのでしょうか。

産業医を探すにあたって、地域の医師会や健康診断実施機関に依頼をする方法があります。

産業医に心当たりがある場合は、直接依頼をしても良いでしょう。

また、産業医のニーズが高まると同時に、産業医を紹介するための紹介サービスも普及しています。

産業医紹介サービスに依頼をすれば、産業医選任の代行はもちろん、産業医設置に必要な書類の作成や提出の代行に応じてくれる場合もあります。

よりスムーズに産業医を設置したい場合は、産業医紹介サービスに依頼をすることが良いでしょう。

 

【産業医紹介サービスのAvenir産業医】

 

産業医もピンからキリまでといわれていますが、Avenir産業医では、クオリティの高い産業医を紹介していきます。

Avenirに在籍する産業医は、合格率20%の厳しい面接を通過した産業医になるため、質の良い産業医が揃っております。

メンタルヘルス問題に強いことも特徴なので、長時間労働や過労死を減らすため、従業員に寄り添った面談や対応が期待できるでしょう。

スタッフも企業のお話をお伺いした上で、よりマッチングした産業医を選任していき、産業医との関係性のフォローもしていきます。

各種制度立ち上げのサポートも対応しておりますので、衛生委員会の立ち上げや人事向け無料セミナーの開催等をご希望でしたら、ご相談ください。

全国に対応していることも強みになっておりますので、地方に事業所がある場合もご相談ください。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

長時間労働があるということは、企業でやることが多く、言い換えれば企業が潤っているということかもしれませんが、従業員の負担は想像以上に大きなものです。

働くことも大切ですが、体に支障が出てしまっては元も子もありません。

長時間労働を減らすためにも、そして何より長時間労働による過労死や過労自殺を減らしていくためにも、状況改善の実現をしていくことが大切です。

状況改善のキーパーソンともいえる立場の人間が産業医ですが、産業医をお探しの場合は、Avenirに一度お問い合わせください。

 

社員のメンタルケア、休職予防ならAvenir産業医