呼吸器専門医の取得方法


日本呼吸器学会専門医とは

一般社団法人日本呼吸器学会認定の呼吸器専門医とは、医師免許を持ち、日本呼吸器学会の認定施設で所定の期間研修を行い、必要書類を提出後、呼吸器学会専門医試験を合格した者が「呼吸器専門医」となります。
呼吸器専門医には認定申請の際に「内科系」と「外科系」の2通りの申請が可能となっています。

日本呼吸器学会専門医の特徴

呼吸器専門医の活躍の場は急性期医療から在宅医療までと多岐にわたります。特に院内では薬剤や栄養科など様々な医療部門と連携し、治療を進めていくため幅広い知識が求められます。また、高齢化社会が進むにつれ、COPD、呼吸器感染症、肺癌などの呼吸器疾患が増加しています。またWHOの予測でも世界中の死因の3位~5位は呼吸器疾患で占められると予測されており、呼吸器科専門医は社会に求められている職業と言えます。

受験資格

受験申請時に学会費を完納しており、日本呼吸器学会の会員である必要があります。
また、基本領域学会の専門医等の資格を取得した年度を含めて3年以上、呼吸器学会の会員でなければなりません。
臨床研修に関しては研修の必要年数は3年間ですが、「内科系」か「外科系」で研修施設、及びカリキュラムが異なります。詳細については学会ホームページ上で各パターンについて詳しく記載されていますのでご確認ください。

提出書類

認定を申請する際には、
① 専門医認定証 
② 専門医認定証に記された業績の証明 
③ 医師免許証の写し 
④ 基本領域学会の専門医等の認定証の写し
上記①~④の項目に定められた書類を審議会に提出する必要があります。
②の業績の証明には呼吸器病学関係の論文3編、及び呼吸器関連学会での発表3編を含むことが必須です。
また「非喫煙者であること」を申請者本人の署名で提出しなければなりません。
各書式に関しての詳細は学会ホームページよりダウンロード、及び確認することができます。

受験料

受験料に関しては、審査、試験、手続きなどの費用として2万円となっています。
認定の際には認定更新料として3万円を日本呼吸器学会に納める必要があります。

試験概要

内科系と外科系のどちらの場合も試験は筆記試験で行われ、午前に一般問題、午後に実地問題の2部制で行われます。
試験問題はいずれも一般問題が70題、実地問題が50題の計120題となっています。
解答形式は5者択一で出題範囲は研修カリキュラムに準拠するものとなっています。
試験問題の例は新呼吸器専門医テキストに掲載されています。
合否判定は原則として総得点で60%以上(一般60%点以上かつ実地60%点以上)が合格となっています。

専門医資格の更新について

専門医の資格更新の対象となる期間は5年間です。資格更新を行う際は期間中に呼吸器学会員であり、日本専門医機構が定めた基本領域学会の専門医の資格を有している必要があります。研修単位では5年間の認定期間の間に学会が指定する研修会や学術集会に参加し50単位を取得していなければなりません(50単位のうち20単位については、日本呼吸器学会主催の学術講演会や教育行事を必ず含む)。
個人の条件としては受験の際と同様に「非喫煙者」であることも要綱に含まれています。
やむを得ない理由により更新年度に単位が不足した場合は、審議会の判断で別途追加の履修が行われることもあります。

学会ホームページ

一般社団法人 日本呼吸器学会ホームページ

※本記事は2018年10月時点のものです。詳細は学会のホームページをご参照ください。

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